長さ15〜20mm程度の平べったいケシパールをシルク糸で結びながらつなげていったネックレスです。大ぶりのケシパールはその大きさだけでも存在感がありますが、ピーコックパールを呼ばれる玉虫色に輝くそのお色もまた美しく目を引きます。
留め金は大きなわっかが3つ連なっているもので、本来はアジャスターと同じく、サイズ調節が出来るタイプの留め金です。今回はこの留め金を前にもってきて、その先にはカレンシルバーの大きなバラのつぼみを下げてみました。タイ北部に住む山岳民族のカレン族が作る素朴さの中にも繊細で美しいカレンシルバーは多くの人から愛されています。こちらのバラのつぼみも本当に精巧に作られていて、うっとりと見とれてしまいますね。
留め金の3つの輪っかのどこに棒(バー)を入れるかで、ネックレスのデザインや長さが変わってきます。詳細はお写真最後の2枚をご参照くださいませ。留め金の素材は、メタルに層の厚いシルバーを圧着して作ったシルバーフィルドです。
私の大好きなカレンシルバーの大きなバラのつぼみ、いつも知らず知らずのうちにグレーのパールに合わせてネックレスを作ってしまうようです。とても美しいパールとバラの組み合わせ、お楽しみいただけましたらうれしいです。
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